ある文系研究者の日常

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ハリケーンと大水害でアメリカが大変らしい。ちゃんと調べたわけではないが、私が目にする日本のマスコミはどうも悲観口調の様だ(BBC World Serviceはもちろんトップニュースだがベトナムの主要マスコミは国慶節(9月2日)のため地味な扱い)。ニューオリンズ市長の殆ど諦めにも似たSOSなど、救援が遅々として進まぬ事が強調されている。

何か既視感があるなと思っていたが、阪神大震災の時も最初の一週間くらいはやはり似た様な報道状況だった様に思う*食料・衣料・薬、何もかもが足りないといった文句がいろんなところで踊った。白昼堂々の略奪映像はたしかに大震災の時にはなかった。こちらはあくまで映像イメージの話ではあるが、むしろ米軍入城直後のバグダッドの映像とダブってくる。神戸では物取り・(証拠隠滅のための)放火の類はすこし状況が落ち着いてからテレビカメラのいないところで起った。

* もちろん違うところはたくさんある。

阪神大震災の時、ロス地震などの例を挙げてアメリカの大災害対処システムが盛んに称揚された記憶があるが、今回は巧く機能していないという印象を与える報道が目につく。その理由はよく分からない。一旦は危機が去ったかと思われたことが原因かFEMAの言う様に災害規模が想像以上でどうにもならないからなのか。

日本政府からの援助は最大50万ドルの資金・物資支援のようで、自衛隊の緊急災害派遣はしないらしい。自衛隊が行かないのは向こうから要請がないからだろうが、医師や看護婦などの派遣もないのは報道されてないだけだろうか?

話は変わって、ヘリからのリポートで「黒い水」と言っていたがたしかに映像では水が黒く見える。ミシシッピ川の水が黒いのか他の理由なのかよく分からないが、あれはいったい何なんだろう?

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