ある文系研究者の日常

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劉玉珺『越南漢喃古籍的文獻學研究』(中華書局、2007)

北九州中国書店さんが来ていて偶然発見。著者ははじめて見た名前で、もともと音楽学が専門だったらしいが、この本は博論を纏めたものらしく、全然繋がってないところがよく分からない。一章を割いて敦煌文献との比較を試みる(第六章:越南、敦煌民間文本的比較研究)など常識外れな事もしているので、著者には失礼ながら中国側の研究や文献で知らないものがあれば儲けもの程度に思って余り期待していなかった。今でも精読はせずぱらぱら眺めている程度なんだけど、実際にベトナムで原本をかなり幅広くさわっており、いろいろとヒントになるようなことは書いている感じ。類書もないだけに悪くないなと思い直した。あんまり完璧な仕事をやられるとこっちも突っ込むところが無くなるしね。

そういえばこの本、大陸で出ているのに基本的に繁体字で書かれていて読みやすいです。『域外漢籍研究集刊』もそうだったと思うのですが、このシリーズだけの特徴でしょうか?

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mixiで某氏に教えてもらったニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1254646

Youtubeでも上げられてたので貼っときます。

ちょ、「98出たけど 高嶺の花で ぼくらはこぞってMSX」ってwww、あれ?目から汗が…。はいはい、講読してましたよ『MSX・FAN』

さすがにPC6000シリーズは知らんけど、漢字ROMとか懐かしすぎるぞ。ファミコン小僧だったのが、高校合格祝いにMSX2+買ってもらい、仮病使って学校休んでサルみたいに光栄の三国志やってたのも今となっては言い思い出?(そういやドラクエ3入手したときも同じ様なことしてたな)。ちなみにそのとき従姉(当時大学生)から祝いでもらった英語学習ソフトは早々に埃っかぶって部屋の片隅に追いやられてた。

海域アジア史研究会10月例会のお知らせ

◇日時:2007年10月27日(土) 13:30~
◇場所:大阪大学豊中キャンパス 文法経講義棟1階 文11教室
http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html
※通常と会場の建物が異なります。ご注意下さい。
◇内容:
中村翼 氏(大阪大学):研究報告「日宋・日元貿易と北条氏~「自由貿易より統制貿易への復帰」再考~」(仮題)
冨田暁 氏(大阪大学):研究報告「西ボルネオと海域世界 ポンティアナクの成立とスルタンの権力を中心に」
◇問い合わせ先:
海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付
〒560-8532 豊中市待兼山町1-5

渡越中に拾った小ネタ。

KFC in Hanoi

まえまえから気にはなっていたのだが、やっとハノイでケンタッキーフライドチキンを食べる機会を得た。市内に何カ所か有るんだけど、今回はレ・ズアン通りに面した店。日航ホテルのすぐ北側である。

飲物でペプシやセブンアップが強いのはベトナムの常なので、気にしてはいけない。陶器の皿にのっけられて出てくる所やナイフとフォークが付いてくる所が日本との違いだろうか。あと、食べるスペースに店員がうろうろしてて、注文にも応じているようだ。この辺はまだファーストフードに慣れていない人が多いことへの対応だろう。

私はベトナムの地鶏は世界最強だと勝手に信じているわけだが、ん、もっと美味くていいだろ? やけに油っぽいんですが…。正直言って「お前には失望した」ですね。スパイス云々より、調理自体が下手くそなんだと思われます。サンダース軍曹による特訓を希望します。

今回の渡越で史学院から新しい通史が出ているのを見つけた。いや、正確に言うと前時代の巻はもっと前から出てたかも知れないのだけれども。最近、いろいろな通史が出てるので、よく分からん。

荷物の都合もあって、第3巻(15・16世紀)と第4巻(17・18世紀)を購入。この時代分けは斬新。史学院から出てたもう一つ前のシリーズ物通史では、前近代は15世紀までで、その次の巻が1858年から始まるという別の意味で斬新なシリーズだったけど(まー、間の時代も計画だけはあったんだろうけど)。これ以外にも出版が中断して、未だに続刊が出ない「それ何て『中○史講座』?」と言いたくなる通史が確か2シリーズほどあったはず。

まだ第4巻の最初の部分しか読んでないので内容については何とも言えませんが、この2巻だけ比べても、えらい体裁がバラバラなんですが…。第3巻はかなり碑文や地方文書を使用しているようで、年代記頼みだった従来の通史から大きく進歩している可能性があり要注意の気配。第4巻は序文を見る限り、だいぶん時代認識が変わっていますね。あとは文献目録の分量がやたらと多い。とはいえ、「充実している」と表現することに拒否感にも似た躊躇を覚えるのはなぜだろう?チュオンサー諸島・ホアンサー諸島領有の正当性を主張する論著が山ほど並んでいて、余りのあからさまさ加減にうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp……

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