ある文系研究者の日常

2007/03  |  123456789101112131415161718192021222324252627282930  |  2007/05

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070427k0000m010107000c.html

かなり断片的な記事なので、全体像はよく分からない。そこは押さえておく必要があるし、歴史学不要論や歴史教育不要論は昔からあってたいして珍しいことではない。とはいえ、何で稲作開始年代について議論が揺れ動いていることが義務教育での歴史教育の必要性に関係するのか、さっぱり分からない。「など」と書いているので、他にもいろいろ言ったのだと思うが、記者はなぜこの例を記事に採用したのだろうか。

スポンサーサイト

まなびの大学の初回に「ヴェトナムと聞いて思い浮かべるものは?」というアンケートをしたら、半数以上から「ベトナム戦争」あるいはそれに関連する事柄(ベトちゃん・ドクちゃんや枯葉剤)という答が返ってきた。

若い世代だと料理や雑貨やらアオザイやらがトップだろうと思っていたので、大変に意外だった。最近ドクちゃん(ちゃんづけすると年齢ではもはや無いのだが)が結婚して、ニュースで盛んに採り上げられたことが大きいのかも知れない。受講者の7割が4回生なので最初は違うと思っていたのだけど、ベトナム戦争そのものについては殆ど具体的イメージが無いようなので、高校までの教育や受験知識が残っていたようだ。意外と受験勉強って侮れないのかも知れない。

面白かった。私も練習して歴史漫談家目指そうかな。

なお、「ところでキミは本当にマンキューを読んだのかね?」とか絶対に聞かないように。

故人のご冥福をお祈りするものではあるのですが、なんか「言論を暴力で封殺」云々とか盛んに聞こえてくるのはなぜ?マスコミで流れてる情報を見聞きする限りでは、これってやくざが因縁付けた相手が市長・市役所だったということだと思うんだけど(力ずくで自分たちの意志を通そうとする点では、確かに政治テロと共通するけど)。利権絡みの暴力から公務員をどのように守るか、それはそれで大きな問題なわけで、言論の自由云々がクローズアップされてしまうと、市長や議員といった特別職公務員の保護だけに対策が限定されかねず、かえってよろしくないと思う。

東南アジア学会関東部会4月例会

日時:2007年4月28日(土)午後1時30分より
会場:上智大学・中央図書館9階912室
JR四ツ谷、地下鉄四ツ谷駅下車徒歩5分。キャンパスへは正門(四谷の土手側の門)からお入りください。また、図書館受付にて「アジア文化研究所の研究会に出席」する旨お申し出下さい。
  • 報告1:設楽澄子氏(一橋大学大学院社会学研究科博士課程)
  • 題名:「商品作物普及過程における農村企業家の役割―ベトナム・バクニン省クエヴォでのジャガイモ調査から―」

本報告はベトナムにおけるジャガイモ栽培普及にかんする調査をもとに、商品作物の普及過程における農村企業家の役割を論ずることを目的とする。

ハノイから約50km離れたバクニン省クエヴォ県では90年代以降、市場向けジャガイモ栽培が急速に進展した。新品種のジャガイモ栽培が農民グループによって導入され、やがて周囲の農家に波及した結果、質量ともに他の地域をしのぐジャガイモの産地となったのである。本報告では地域の集荷商がジャガイモの集荷から種芋の販売、保管と事業を拡大し栽培を主導していく過程やネットワーク構築に着目し、商品作物の普及と発展が農村企業家によってどのように主導されてきたのかを明らかにする。

そして、他の地域において合作社が運営管理したジャガイモ栽培事業と比較して、クエヴォ県のジャガイモ栽培と販売にはいかなる違いが見られるのか、またなぜクエヴォ県のジャガイモ栽培では農村企業家が台頭したのか考察を加える。

  • 報告2:工藤裕子氏(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
  • 題名:「植民地下ジャワ華商の対外志向―20世紀初頭におけるスマラン貿易商の活動―」

本研究は、20世紀初頭のオランダ植民地体制下におけるジャワ華人の貿易活動を国際経済の中に位置づけて検証し、華人の主体的な対外志向を考察する試みである。この時期、輸出志向型の蘭印経済はアジア市場との結びつきを強め、貿易の品目、額、量をいずれも増加させたが、華人はそのなかで砂糖、米、大豆などの国際商品作物の貿易において大きな役割を担い、ジャワ糖の販売政策にも多大な影響を及ぼした。積極的な貿易活動を行ったスマランの華商に焦点を当て、オランダ、イギリス、日本などの資本と関係をもちながら、インドや中国へと商業網を拡大していった過程を明らかにする。特に、日本人と法的に同等の扱いを受けた台湾籍民の活動が顕著であった。

従来の華人研究は、中華ナショナリズムの広がりや華人の産業資本への進出に伴い、20世紀初頭に華人と現地住民が隔絶していく側面が強調されてきた。本研究ではスマラン華人社会のリーダーの多くが貿易活動の従事者だった点に着目し、植民地体制下においてジャワ外の世界と積極的に関わりをもった新たな華人像を提示する。

  • 参加費:一般200円、学生100円
  • 連絡先:関東地区理事 寺田勇文(上智大学)

ベトナム村落研究討論会

  • 日時:5月6日(日)10:00-18:00
  • 場所:東京大学本郷キャンパス 法文1号館2階215教室
  • 主催:ベトナム村落研究会
  • 司会:桃木至朗
  • コメンテーター:末成道男・桜井由躬雄
  • 報告者:岩井美佐紀・松尾信之・宮沢千尋・中西祐二・西村昌也・大野美紀子・嶋尾稔・柳沢雅之・吉本康子

この度、桜井由躬雄先生の東京大学退官記念を兼ねたベトナム村落研究討論会を開催いたします。

1993年バックコック村落調査が始まってからすでに10数年を経過し、この間バックコック村落調査の薫陶を受けた若手研究者による成果も徐々に蓄積されてきました。

この度その主なメンバーが一堂に会し、日本におけるベトナム村落研究を総合的に討論する場を設けます。

東南アジア学会九州地区研究会・九州東南アジア研究会

報告:
(1)乗松優(九州大学大学院)
「戦後日本のアジア認識:ボクシング東洋選手権における日比戦を主な事例として」
(2)宮崎聖子(福岡女子大学)
(仮題)「帝国における台湾人女性と「内台共婚」」
問い合わせ先
日本東南アジア学会九州地区委員 利光正文(別府大学)
九州東南アジア研究会 田村慶子(北九州市立大学)

今日は粟生間谷大学での初日。昨年度の5限から4限に移してもらったら受講者数3倍!教室はギュウギュウで暑いくらいに。出席取らないので次回以降減るだろうが、最近の学生さんは真面目だから油断ならず。

昨年度まではスクリーンが黒板を殆ど覆う作りだったので、黒板とPC画像投影を両方使えなかったが、今年の教室には50インチの大型ディスプレイが装備され、両立が可能となった。これは私のような授業スタイルの人間には大変有難い。できれば教室変更無しでこのままいきたいところだ。

今年の学生さんはノリは割合いいんだけど、ちょいと騒がしい。上手くコントロールする必要がありそうだ。単にラリホーかけるだけじゃつまらないし、こっちも成長しないしね。

M大での初回授業。120人越えてる…。シラバスではベトナム語入門もやると書いたけど、この人数で語学やるのは無理。ベトナム語に触れる程度ですね。ま、受講者3人とかよりいいでしょう。私大どころか私立自体がはじめてだったので緊張したが、学生さんもかなり真面目で安心しました。帽子取れって言ったら素直に取るしね。それにしても私大って本当にキャンパスが綺麗ですね。ベトナム人の留学生も一人来ていたので、協力をお願いしたところ、快くOKしてくれた。ありがたい。

ただ、事務的にはちょっと重大な齟齬が…。これは次回ちゃんと説明する必要があるな。

東南アジア考古学会第182回例会

今年度四月の例会では、カンボジアのアンコール・ワット遺跡の建築装飾(ナーガ装飾)について現地調査を行い、様式の分類・変遷について研究を行っている久保真紀子氏に、調査の様子や成果をご報告いただきます。皆様、万障お繰り合わせうえ、ご出席下さいますようお願い申し上げます。

  • 発表:久保真紀子氏(上智大学大学院 博士後期課程)
  • 題目:「クメール建築・アンコール・ワット様式遺構のナーガ装飾にみられる過渡期的性格 ―様式研究に基づく編年試案―」
  • 日時:2007年4月25日(水) 午後6:30~8:00
  • 場所:昭和女子大学研究館7階7L04
  • (渋谷駅から東急田園都市線で二つ目「三軒茶屋駅」下車、徒歩5分。またはJR渋谷バスターミナルよりバスで三軒茶屋方向行き、昭和女子大前下車)
東南アジア考古学会:
〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30
鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内

東南アジア学会関西地区4月例会

日時:2007年4月20日(金) 15:00~18:00
場所:京都大学東南アジア研究所2階第1教室
京都市左京区吉田下阿達町46川端通り荒神橋東詰め
報告者とタイトル
森下明子(京都大学ASAFAS・学振特別研究員)
「ボルネオ島における木材伐採業者と政治家の癒着 ―インドネシア・中部カリマンタン州とマレーシア・サラワク州の事例―」
久世濃子(京都大学大学院理学研究科)
「オランウータンの現状と新しい調査地の紹介 ~マレーシア・サバ州を中心に~」
お問い合わせ先
玉田芳史(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

※ながらく大阪で開催していた東南アジア史学会(現・東南アジア学会)関西例会は、今年から幹事が京大アジア・アフリカ地域研究研究科の玉田先生に交代し、運営陣も京大の方々を中心として、京都で開催することとなりました。

第123回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

日時:2007年4月28日(土)(土)14:00~17:00
場所:広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第一会議室
(広島市中区大手町5丁目6-9)
発表者:河野佳春(弓削商船高等専門学校 助教授)
題目:「20世紀前半オランダ植民地支配下のアンボン地域における民族運動について」
-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 藤田英里
mail:seaf_kenkyukai@yahoo.co.jp

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として400円をご用意ください。

東南アジア彫刻史研究会第23回例会

日時: 2007年4月14日(土) 14:00-17:00
会場: 大阪薫英女子短期大学5号館第2会議室(アクセスは末尾をご参照ください)
講師: 小野邦彦
「ジャワ島中部地震による世界遺産プランバナン遺跡群などの被害状況調査報告」

※1996年5月27日のジャワ島中部地震により被害を受けた世界遺産プランバナン遺跡群などの破損状況、ならびに災害復旧へ向けた日本のインドネシアに対する協力・支援事業について、同事業に参加している小野邦彦氏に報告していただきます。

短報:深見純生
「ヌスアチェ碑文──東南アジアで7つめ、スマトラで4つめの中世タミル語刻文」

※深見純生氏がこの3月にスマトラのバンダアチェ博物館でご覧になったタミル語刻文について、ごく簡単に報告していただきます。

問合せ先: 〒566-8501 摂津市正雀1-4-1
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学(橋本康子/樋口裕美)
一般の方の来聴も歓迎します。

大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス

大阪人間科学大学のホームページhttp://www.ohs.ac.jp/page/15/15_access.htmlをご覧ください。新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです(ホームページの地図をご参照ください)。岸辺駅前の交番の前を南東に直進し、平和堂の大きなショッピング・センター(地図には記載なし)を過ぎて、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折して南東に進み、阪急正雀駅の地下道を通って(または2階通路を通って)反対側へ出て、十三信用金庫を目指してお越しいただいて、正門からお入りください。JR岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅からは、徒歩約7分です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。