ある文系研究者の日常

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0.07"

http://www.phdcomics.com/comics/archive.php?comicid=842

えっ、まさかこれがオチ?ここまで引っぱっておいてそりゃないでしょ。

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先週末は毎年恒例の研究合宿、今年は関東組が幹事でしたが小浜となった。

後輩O氏が外部での報告デビュー。事前発表の甲斐あって、だいぶん良くなりました。とはいえ、司会の私がかなり喋りすぎた感はやはり否めず、反省しきり。課題は明らかだと思うので、今後はその作業をしっかり進めて欲しい。もう一本の中世後期種子島氏に関する報告も面白かった。もはや自分が若手ではなくなっている現状を改めて思い知らされた。

問題はEノボン氏が、健康診断の結果が好転したことをもって「食いまくりっすね」モード復活していること。私と同い年なんだから、もう少し体をいたわりましょう。

オーストラリアのテレビ番組が、昨年『1421』関連の番組を作ったそうな。番組の紹介を見る限り、どこぞの偉大なる旅人よりかなりまともな気配だ。番組HPではこの本の著者ギャヴィン・メンジーズ氏のインタビューと、これを批判する研究者の代表としてシンガポール国立大学のジェフ・ウェイド氏のインタビューを見ることができる。

メンジーズ氏はガッツのある人のようで、「うん、確かに学者からの批判はあるけど、ネット経由でたくさんの友人が僕を応援してくれてるんだ(大意)」「中国史料は読めないけど、中国人の友達もたくさんいて、彼らが情報をくれるんだ(やっぱり大意)」とか言ってて、アカデミアからの批判ごとき、まったく意に介してないようです。ウェイド氏はウェイド氏で「んなこと言ってると、訴えるぞゴルァ。」と以前にメンジーズ氏側から言われたとき、「おもろくなってきたで~」と周囲に話してたくらいだから、このインタビューでも終始リラックスしてて、とんでもさんとの戦い(?)を楽しんでいるようだった。

本日は京都でS先生の退職祝賀会でした。S先生は東大の先生なのに、東西で開催されるのはやはり人徳でしょうか。

「全員から一言ずつ」ということでしたが、定年退職に「おめでとうございます」と言っていいのかどうかも知らなかったくらいで、もうぐだぐだでした(祝賀会なんだからおめでとうございますに決まっているのに)。時間を無駄にしてすいません。

もう10年以上のおつきあいだが、最初に言葉を交わしたのがベトナムでの調査で、それ以降も日本で会った日数よりもフィールドで会った日数の方がだいぶん多いので、「定年退職」と聞いても正直、ピンとこない(年取ったなぁと思うことはあったが)。そういや、最初に買ったハードカバーの学術書は先生の本だったし、ベトナムに関する最初の講義はノイバイ空港からナムディンまでのバスの中で聴いた先生のレクチャーだった。あれからもう10年か…。

会場では、S先生とK先生との対談を収録したDVDを上映するはずだったのだけど、機器の不調で見ることができなかった。あれ、絶対面白いと思うんだけど、どうすれば見られるんだろう。

ジェームズ・ワレン氏講演会

東南アジア学会関東地区部会は上智大学アジア文化研究所との共催により、オーストラリア、マードック大学のJames Warren教授をお迎えして、以下のとおり講演会を開催いたします。どなたでも参加できますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

  • 日時:2007年3月27日(火) 17:30-19:00
  • 会場:上智大学四谷キャンパス 図書館9階 L-911号室
  • 講師: Dr. James Warren (マードック大学教授、東南アジア社会史)
  • 講演題目:台風:フィリピンの気候・歴史・社会 Typhoon: Climate, History and Society in the Philippines.
  • 使用言語:英語(通訳なし)

講演内容の紹介文:
フィリピンは有史以来現在に至るまで、毎年何度も台風に見舞われてきました。台風などの自然災害は、フィリピンに限らず世界各地で、農・漁民、商人、行政官、実業家、気候学者など様々な人々の生活や仕事に大きな影響を与えてきました。ウォレン氏は現在、16世紀から今日に至るまで、台風がフィリピンの社会と歴史に与えた影響についての著書を執筆中です。本講演ではこの研究の一部を紹介していただきます。

連絡・問い合わせ先:上智大学アジア文化研究所 寺田勇文

宮崎でおさまったと思ったら、今度はベトナムで鳥インフルエンザが再発したようです。私はベトナム料理で最も美味いのは茹で鳥gà luộcだと固く信じているので(なぜか賛同者が殆どいないのだが)、かなり心配です。

ANUのRSPASがオンラインジャーナルChinese Southern Diaspora Studiesを創刊した。http://csds.anu.edu.au/から閲覧することができる。まだちゃんと読んでいないが、魅力的なタイトルが並んでいる。要チェックだ。

過日案内したこちらのシンポに行ってきた。K氏と久闊を除せるだろうことはある程度予想していたが、Yさんに会えたのは本当にビックリした。お元気そうで何よりです。お目当ては当然ティエリー先生の報告。報告・質疑ではいろいろと示唆を得ることができました。しかし「青銭=青銅銭」で本当にいいのだろうか?もう少し調べる必要があるような気もする。残りの2本の報告(3日のは書評会だけど)は専門外だが、質疑が興味深かった。なお、今回は水道橋に泊まったのに神保町に行かず、一冊も本を買わないという快挙を達成した。自分を褒めておきたい。

で、3日のシンポ終了後、知人2人と日銀貨幣博物館に向かう。日本橋界隈はなんだか右翼の街宣車が一杯で、警察の警備車両も。ひな祭りに何で右翼が?と思って警備の人に聞いてみたら、朝鮮総連のデモがあって、それに対抗して出撃してきてるんだそうな。

到着してみると、シンポ参加者のひとりCさんとバッタリ。ある意味納得な展開。そのままCさんの解説を聞きながら展示見学をすることができて実に有益、日本の貨幣史について多くの知見を得ることができた。Cさん、どうも有難うございました。さらに館内で声をかけられる。振り向くと京都にいるはずの後輩M上女史ではないか。西手新九郎の陰謀か?

そのあと神田で飲んだわけだが、知人のひとりはシベリア史に通暁しており、もうひとりは観光でカラバルガスン遺跡に行って碑文の写真とか撮ってくる人なので、濃すぎる歴史トーク。あっという間に最終新幹線の時間となった。帰りの新幹線で読んだニューズウィーク日本版は期待はずれ。表紙は大々的にニセ科学を扱っているようで、実際の特集ページはごく僅か。しかも内容も大したこと無い。カネ返せ!

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