ある文系研究者の日常

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政情としては落ち着きつつあるようですね。しばらく前まではクーデターが風物詩だっただけに、「またか」とか「タイらしい」という声もあるでしょうが、結局は民主制が定着していないという、タイ政治の脆弱さが露呈したように思います。

最後は国王頼みってのも今だから言えるわけで、ピブンの時代には国王の権威は危なかった。タクシンに対しては、国王がしばしば小言を伝えたそうだが、これはかなり思い切った行動でしょう。日本で言えば、昭和天皇が田中義一を叱りつけた(らしい)エピソードと相似形(そしてその後の軍部抬頭へと繋がっていく)。今回の政変でもクーデター側は国王を錦の御旗に掲げてる。現国王は国民の絶大な崇敬を受けていますが、第一王子はあまり評判がよくない。国王のお墨付きで政権が入れ替わる構造は、将来に禍根を残す可能性があるでしょう(というか、今回がそうかも)。流血がなかったからよかったなどという話では全くないと思います。

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http://home.att.ne.jp/blue/holland/woude1.html

オランダのワーヘニンゲン大学元教授アド・ファン・デァ・ワウデ氏の最終講義で、歴史学の意義について語っている。わりと正統派というか、古典的立場のようです。異論もあるけど、いろいろと参考になりました。とはいえ、これで「実用」派を説得できるかというと、ちょっと難しいかも知れない。

http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/200609/060904b.html
3人目に注目。日本版下放ですか?

発言者本人としては口が滑ったとか、言葉尻を捉えられたとか反論したいことはあるかもしれませんが、農業県の議員がどうしてこんなこと平気で言えるのか不思議でなりません。こんなのが「側近」(by産経)で教育を看板に掲げる新内閣(予定)ってどうよ?

一本脱稿した。9割以上仕上がっていたので、本当は出張先のベトナムで整形・チェックしてから送信するはずだったのだが、ファイルをメモリースティックに入れ忘れるというマンガみたいなミスを犯して、あたら日数をかけてしまった。Fさん、皆さんごめんなさい。

「で、出来は?」ということなのだが、いや、まぁ、他の執筆者の章はレベル高いですよ!

第119回SEAF(東南アジア談話会)

日時:2006年9月30日(土)14:00~17:00
場所:広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6-9)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/
発表者:上田新也(広島大学大学院文学研究科)
題目:「17世紀ベトナム黎鄭政権における非例官署」」
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