ある文系研究者の日常

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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東・イスラーム研究教育プロジェクトならびに共同研究プロジェクト「マレー世界の地方文化」の一環として、ジャワ文献学セミナーを開催します。

本セミナーでは、ジャワ語、ジャワ文字で書かれた文献の概略についての知識を得ると共に、それらの読み方、研究への応用方法について学びます。これまで日本では、ジャワ語、ジャワ文字を用いた研究がほとんどありませんでしたが、ジャワの歴史・文化のみならず、インドネシアの歴史・文化を探る上できわめて重要でありながら手つかずであった貴重な資料です。

本セミナーでは、現在、アジア・アフリカ言語文化研究所に滞在中のティティック・プジアストゥティさん(インドネシア大学文学部講師・インドネシア写本学会-MANASSA-会長)を中心に、ジャワ語の研修を含む、ジャワ語、ジャワ文字の文献に関する講義と演習を行います。

  • 受講資格:インドネシア語既習で、将来、ジャワ語、ジャワ文字の文献を用いた研究を希望する方。
  • 教授言語:初回の第一部のみ日本語。以降は、すべてインドネシア語で行われます。

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、現在の研究テーマ、セミナー参加可能日程を明記の上、下記の申込先までメールにてご連絡ください。

ジャワ文献学セミナー

  • 主催: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター 中東・イスラーム研究教育プロジェクト
  • 期間: 2006年 5月12日(金)・26日(金)、6月16日(金)・23日(金)、7月7日(金)・21日(金)
  • 時間: 16:30~19:45
  • 会場: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  • 5月12日・26日、6月16日、7月7日:3階マルチメディアセミナー室 (306号室)
  • 6月23日:5階IRC (情報資源利用研究センター)内FSCスペース (502号室)
  • 7月21日:3階セミナー室(301号室)
  • http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html
  • http://www.aa.tufs.ac.jp/location_j.html
  • 問合わせ・申込先: 菅原由美(天理大学)
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非常勤先の粟生間谷大学への往復には最寄り駅からH急バスを使う。下車するとき、運転手が「ありがとうございました」と降りる乗客みんなに言ってるのだが、なぜか私のときだけ言われていない気がする。これは単なる気のせい?

贔屓のフェラーリが勝利して満足。会見でシューマッハは泣きそうになってた。F1はコースによっては抜所が少なく、それが退屈に繋がることもままあるのだが、20周以上のテール・トゥー・ノーズは見応え十分だった。ラスト5周で立て続けにアロンソがミスしたが、それも力尽きたという感じで、レースの興を削ぐモノではなかった。実況の方は、終盤の大事なところで、唐突にスタジオの山田優に振ったり(向こうも慌ててたぞ)、リタイヤした佐藤琢磨を長々と写すなど、相変わらずの大バカやってたが、久しぶりにF1で興奮した気がする。それでも全体としては、抜所の少ないコースで、前半にマッサが頑張り、ふたりがかりで何とか抑え切ったという感じなので、今後もアロンソが本命であることに変わりは無かろう。

本日は研究会。別のイベントとバッティングして、出席者5人とかだったらどうしようとか、綱渡りな状況だったが、何とか二桁を超えた。よかったよかった。内容はむちゃくちゃ面白かった。広州一帯を文献から、長崎を考古学の視点から検討し、両者を比較するモノだったが、刺激的な議論が多く、何ともトクした気分になれる研究会だった。これでI波出版がページ数を倍にしてくれれば…。懇親会では意外な長崎人脈に喫驚。

閑話休題、ついに円樂引退ですか。未だに好楽に違和感を感じ、楽太郎がたまに他の番組に出演すると大御所扱いされてることに釈然としないものを感じる私としては、複雑な気分。

質問

今日は非常勤2コマ。どっちも終わったあとに質問を受けた。1コマ目の方は流すような答えをしたところ、ニヤッと笑って去っていった。ん~、もっと強硬に言うべきだっただろうか。むしろそっちの方が長期的には良かったのかも知れない気もする。でも台湾はともかく中華民国って微妙な位置づけなんだよなぁ。

2コマ目は重大な誤解を払拭し損ねた気がする。どこかできっちりと訂正しておかねばなるまい。宗教が違うからといって、対立するとは限らないし、一見宗教上の対立に見えて、本当の理由は銭金の問題と言うことも結構ある。ましてやイスラームが過激だというのは間違った一般化なのだから。

昨日の研究会のあとの飲み会で、H先生より古式ゆかしき替え歌を教わった。いまでも百万遍付近で歌い継がれているのかも知れない。久保田早紀の『異邦人』のメロディーにのせて、東洋史専攻の学部生の姿が見事に描写されている気がする。

子供たちが机に向かい 『大漢和』をひろげ
読みや意味や出典までも つかもうとしている
その姿は きのうまでの何も知らない私

このあとは忘れてしまった(笑)知ってる人がいれば教えてください。この他、M師による『横浜たそがれ』ならぬ『吉田のたそがれ』があるらしいが、M師はカラオケ嫌いなので、生歌を聴くチャンスはかなり少ないと思われる。ちなみに、待兼山大学の東洋史にも参州南極先生による傑作替え歌がある。聞きたい人は本人をカラオケに誘ってあげてください。

本日は研究会。予想されたことだが、時間不足で討論の時間が足りなかった。しかしそこはさすが、I先生が翻訳の教育的効果という絶妙の話題を出してくださり、短いながらもけっこう意味のある討論時間となった。

文献学という括りに歴史学が入るとするならば、綿密な注釈を施した校訂テキストとその翻訳を提示するのはある意味で最終目標でもある(つまり、本格的な翻訳は良質の論文を書くのと同等以上の難事業)。下らない翻訳と下らない論文なら、後世に残るのは明らかに前者である。一方で、歴史研究の世界では、よほどの名訳でない限り、翻訳の研究業績としての評価は論文に及ばない。みんな使ってるくせに。

東南アジア史がマイナーな理由の一つに、多言語世界なのに翻訳が少ないため、初学者や一般人はとっかかりが少なくて、敷居が高くなってしまっていることもあるだろう。概説書の次はいきなり、オランダ語やタイ語の専門書ってことになれば、たいていの人はそこでギブアップする。でも、メジャーな分野でないとなかなか売れないので、一般書として翻訳を出そうとしても引き受ける出版社はなかなか期待できない、と堂々巡り…。どうしても紙数が多くなるし、論文ではないので査読誌にも掲載されない。よって目立たない紀要辺りに連載するしかなくなってしまう。それならば、いっそのこと割り切ってウェブで公開しちゃうという手もあるかも知れない。

今日から授業が始まった。といっても初回なのでガイダンスだけだが。今年は前期に待兼山での授業もあるので、金曜は掛け持ちになる。移動距離も時間もたいしたこと無いが、バスの時間がいつの間にか変更されており、ちょっと困ったことに。粟生間谷到着の時刻が中途半端すぎるぞ…。このほか、いろいろと衝撃的なことも多かった気がする。

今の高校生は世界史が必修になっているはずなので、そのつもりで授業するむね伝えたら、授業後に「私は世界史やってません。ついて行けるでしょうか?」という学生さんが何人もやってきた。変だなと思って、さる方に尋ねたところ、高校側が受験対策のためにいろいろとカリキュラム操作を行って、言い方は悪いが「やったことにしてしまう」ところが結構あるのだそうな。お陰で、制度としては必修で書類上も履修しているが、生徒の方は世界史を履修したという意識が全くない、という状況になっているらしい。私個人も高校時代に倫理や政経を履修した覚えはないが、もしかしたら履修したことになっているのかも知れない(現代社会は1年生の1・2学期に一応やった)。

というわけで(?)、景気づけに前々から機会を窺っていた豊中駅近くの某有名ラーメン店に突撃したところ、あえなく玉砕。あんないい味の出汁がたっぷりなのに、何でこんなにしょっぱくするんだよ…。1100円もするのに!*

では、これから150枚近くの素養テストをチェックすることにします。来週までに纏められるだろうか…。

* 味覚は好みや体調によって大きく変化します。「いや、美味い」とか文句言われても、当方はどうしようもありません。

海域アジア史研究会4月例会

日時:4月22日(土)13:30~16:30頃
場所:大阪大学豊中キャンパス 文学部棟2階 史学科共同研究室
報告者
研究報告:村尾進(天理大学)「都市広州・珠江・澳門―海域アジア的諸問題が輻輳する空間―」
研究報告:川口洋平(長崎県教育庁)「港市長崎の成立と変容」

一部で話題のこのサイト。言葉を入力すると(でたらめな)成分分析をしてくれる。自分で新たな分析機を作ることもできる。

管理人の本名を入力すると

  • 管理人の90%は微妙さで出来ています
  • 管理人の5%は成功の鍵で出来ています
  • 管理人の4%は理論で出来ています
  • 管理人の1%は言葉で出来ています

だそうです。微妙だ…。本ブログのタイトルだとこんな感じ。誰を呪うべきか若干悩んでいますが、とりあえず32%もあるはずの利益に全く実感が伴っていないのは誰かの陰謀に違いないので、そいつを呪うことにしたいと思います。ちなみに、「東洋史」の筆頭成分は覚悟で64%、「ベトナム史」だと魔法が40%を占める。何となく当っている気もしないではない。

ご下命を受けて、さる英文の文書を訳す。…が、さっぱり分からない。訳語の選定で悩むとかそういうレベルではない、トホホ。すまんこってす>F隊長。

新年度のガイダンス。種々のプロジェクトの打合せも加わって、昼食を挟んで、朝10時から夕方6時頃まで…。信じがたい。

鶴首して待つこと数刻。ビルマのネコの画像を送っていただいた。丸くて大きな、ちょっとミッキーマウスっぽい耳が特徴的。ビルマのネコ

そういうわけで(?)、猫好き度&猫猫度 チェックをやってみた。結果は、ねこねこ度が60%(ちょっとだけ猫ぽいタイプ)で、ねこ好き度は80%(猫好きの中の猫好きタイプ)だった。ネコ派なのは確かだが、きっと猫なしでは生きられない人なのでしょう。とか言われても、私はまだネコを飼ったことがなかったりする。ネコの居る生活はいつの日かやって来るのだろうか。

金曜日に事務で学位記をもらってきた。本当は学位授与式に行くつもりだったのだが、体調が思わしくなく、翌日の研究合宿のことを慮ばかって行かなかった。結果としてそれで正解だったと思う(それでもとんでもない忘れ物をしたわけだが)。

学位記と一緒になにやら封筒に入っている。待兼山大学のシンボルが入った小さめの封筒に

待兼山University
Graduate School of Letters
announces the graduation of
管理人
with a
Doctor of Literature
degree
on Friday, March twenty-fourth two thousand six

と書いたカードが10セットほど入ってた。これは、いったい何に使うんだ?今まで自分の学位の英語表記はPh. D.だと思っていたが、どうも違ったらしい。個人的にはこちらの方が好き。

東南アジア史学会第328回関西例会

話題:関西例会30周年記念ミニシンポジウム「東南アジア研究の中の文献史学」

日時:4月15日(土)13:30~16:30
場所:大阪駅前第2ビル6階・大阪市立大学文化交流センター・大セミナー室
報告者
林謙一郎(名古屋大学大学院文学研究科)「漢籍研究は生き残れるか?」
青山亨(東京外国語大学)「ジャワにおける碑文資料」
八尾隆生(広島大学大学院文学研究科)「大海に釣り糸を垂れる-ヴェトナムの「史料革命」に直面して」
植村泰夫(広島大学大学院文学研究科)「オランダ植民地文書の世界」

※非会員の参加も自由です。

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