ある文系研究者の日常

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大汗をかいて目が覚めた。心臓がバクバクいってます。呼吸が荒いです。

既に退官された主任教授(当時)に漢文について延々とボコボコにシバかれてる夢だった…。修士課程の頃はかなり頻繁に見た夢だったが、今頃再来するとは。これは何かの予兆なのだろうか。

とりあえず心を落ち着けてもう一回布団に入ろうかと思うけど、やっぱりかつて頻繁に見た修論落とされる夢見たらヤだなぁ。

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最近はPCにトリガーを仕込んでパスワードを盗む悪質な所もあると聞いたので、海外などのインターネットカフェでメールを見るための捨てアドを取ろうかと思い、Yahooメールでアカウントを作った。3秒ぐらい考えてから、莫登庸に因んでIDをmacdangdungにしたらナンと既に使用されていた。

こんなマニアックな名前、いったい誰が…。日本にも数は少ないながらも、ベトナム史マニアがいるだろう。しかし、それにしてもマニアックすぎる。はたまた在日のベトナム人にMac Dang Dungさんがいるのだろうか。

仕方がないので、もう一歩マニアックなアカウントにすることにした。

中国人の名前に諱(本名)のほか、通称である字やペンネームみたいな號、死んだ後に贈る諡などが有ることをご存じの人は多いでしょう。

日本と同じく、漢字文化圏だったベトナムにもこの風習は伝わっており、植民地期くらいまで残ってた。本名を忌むという意味での諱は現在でも残っており、小さい頃はイヌとかあまり良くない意味の幼名を使ったりする。

で、実際にベトナム史料を見ると、正史などの編纂史料はたいがい諱で記されている。ところが家譜(族譜)を見るとちょっと様子が変わってくる。どうみても諱っぽい名前が「字」と書いてあったり、諡っぽい名前が「諱」とされてたりすることが時々ある。

ベトナム村落知識人の教養の程度が知れる、などと笑っていられればよいが(よくないか…)、実はこっちの方が正しい可能性だってあるわけで(だって誰も検証してないし)、その場合、前近代ベトナム史の人名は総書き換えです。私が生きている間にそうならないことを祈ります。

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はいはい、買っちゃいましたよ。2巻とも。分かっちゃいますよ、半分くらい。英語なんて全然できないのに。

院生の悲哀に国境はないらしい…。

左側2列の表示が変だ。自宅で見るとちゃんとなっているのだが、外から見るとレイアウトが崩れている。汎用性を重視してpx指定をemに買えたのが拙かったのだろうか…。

東南アジア史通史を概説する授業でアンケートを取ったら、「コンパクトで分かりやすい概説書を紹介して欲しい」という意見が結構あった。

こっちの授業が拙かったと言われてしまえばそれまでだが、2回目の授業で概説文献のリストは一応配ってあったのだ。どうも多すぎて判断がつかなかったらしい(40冊くらい)。確かに何の解説も付けてなかったし、一般教養の授業で教科書でもない本を複数冊読むなんてことは期待してはいけないのかも知れない。

こっちとしては正直、「ん~」と唸ってる。と言うのも、はっきり言ってこれ!という一冊が無いからだ。それぞれ一長一短有ってなかなか難しいのだ。全10巻(しかも玉石混淆)の『岩波講座 東南アジア史』なんてとてもお勧めできない。

新しいところだと、有斐閣から出た『東南アジアの歴史』
4641121923東南アジアの歴史―人・物・文化の交流史
桐山 昇 根本 敬 栗原 浩英


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がある。ビルマを結構詳しく採り上げたりと斬新な部分もあるし、価格もお手頃。一方で、(出版社を考えればある意味で当然かも知れないけど)いきなり「インド化」から始まったり半分以上が近現代史だったりと問題もある。前期が14世紀末までで終わったこともあり、お勧めしにくい。

その前だと桜井由躬雄『東南アジアの歴史』

459511379X東南アジアの歴史
桜井 由躬雄


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になる。石井米雄・永積昭~桜井由躬雄という流れは、東南アジア通史の王道だったりする(意外なことに山本達郎先生はこの括りだと代表的な東南アジア通史がない)。放送大学用の教科書だし、レベル的にも安心だ。問題はふたつで、まず価格で4000円を超えること(そのかわり分厚いけど)。気軽に買えとは言いにくい。二つめは(以前からそうなのだが)、著者の桜井氏独自と思われる用語が散見することだ。東南アジアだけを説明するには有効な概念も多いのだが、学生のそれまでの知識や、よその地域の歴史と比較するときに齟齬が出てくる。

もうちょっと考えてみようかと思う。

第19回IAHA(The International Association of Historians of Asia:国際アジア歴史学者会議)の案内が来た。今回は2006年11月22~25日の日程でフィリピンのMakati Cityでの開催とのこと。マカティ市はマニラ首都圏の一部の様だ。幹事はPhilippine Social Science Council。フィリピンでの前回の開催は1960年なので40年以上ぶりと言うことになる。タイムスケジュールは以下の通り。

15 December 2005
Deadline of submission of panel and paper proposals
31 January 2006
Notice of acceptance of proposals
28 February 2006
Confirmation of participation
15 September 2006
Submission of full text (for papers) and program (for panels)

前回の台北で発表させてもらったが、とても大規模だった。台湾の学生さん達は英語が上手だったが、それでもかなり苦労していた様だ。空港での出迎えからホテルの手配、ハンドアウトの準備(私は〆切大幅超過…)や案内に機材調整など多くの仕事に若い院生が活躍してた。

実は今回、日本が開催国になる可能性もあったらしい。ビジネスの世界や理科系ではこのくらいの規模はどぉってこと無いだろうけど、果たして今の日本の学界は数百人を捌く国際会議を切り盛りできるのだろうか。単純に英語力だけの問題ではなく、日本の場合、事務スタッフがかなり弱いからだ。

そういうわけで、FC2に引っ越してきました。

こちらの方が自由度が高いので、いろいろといじることができます。 とはいえ、お仕着せ仕様も色々あるのでvalidなhtmlはどうも難しそうです。

とりたてて能のないとある文系研究者が日々の雑感や愚痴やささやかな自慢、寒いギャグ・占いサイトの結果報告などを書きつづる根暗なサイトです。ときどき研究のことも書きます。

本人特定が容易な仕様となっているので、嘘は極力書きませんが、都合の悪いことも書きません。ホラは吹くかも知れません。

ここまでは文系でもあり得る話?ま、うちの研究室にはキッチンはないけどね。

結末は見てのお楽しみ。

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