ある文系研究者の日常

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今年の夏は3校に行くことになりそうです(まだ増えるかも)。弊学は交通費などを大学が持つシステムらしいので、依頼も多いそうです。

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の準備が思ったより遅滞している件について。

初めてのことだけに、時間配分の想定が全くできん。中身は決まってるんだけど、どの程度そぎ落とせばちょうどいいのかの見当が付かないよ。宿とっちゃったから、ネタ尽きちゃうと困るし、かといってゆっくりやりすぎると後期集中との連続性が・・・。

去年と同じ内容だから、それほど大変じゃないだろうと思っていた自分が甘かった。深く反省。

と言うと大げさだが、要するに期末試験でした。同時にレポートも受領。合計240人分くらいを1週間で処理する必要がある。今回は初めて持ち込み無し形式にしてみたのだが、やはり採点基準を緩和する必要がありそう。

あ、でも追試受けるやつが出てくる可能性もあるのか…。

採点に疲れて「もう記述式のテストなんてやらねーぞ!」状態のところで、こんなニュースに遭遇した。

講義ノートは、キャンパスの近くに販売店で1冊500~1000円程度で購入できる。執筆者は学期始めに募集され、1教科(2単位)1万円前後が報酬。ノートによっては過去問が付いており、1教科につき1つのノートが販売されている。業者によるノートの選別があるが、購入者は購入時に中身を見ることが出来ないので、ノートの質は様々。購入者は賛否両論の意見だ。

http://www.unn-news.com/newsflsh/bunka/20080203131033.htmlより

レポート代行業者は知っていたが、ノート屋さんというのははじめて知った。ノートテイカーにはけっこうな金額を支払っているようだが、いちおう商売としても成り立っているらしい。仮に執筆者への支払いが1万円、売価を800円とすると、125冊売ってやっと執筆者への支払いの元が取れる状態。紙代とか印刷費を入れて、「利益」と呼べる程の売り上げとなると、200冊は欲しいな(それでも厳しいか?)。(我ながらアホすぎて、顔から火が出た。小学校レベルの計算もできなくなってるとは…)そうすると、大規模でマスプロ講義が多数の大学じゃないと成り立たないですね。

過去問と違って、まさにその学期のノートだから、出来が良いノートならば試験・レポート対策に有効なのは確かだろう。資格関係科目や積上げ型の科目だと、本人の独創性を試すわけではないから、凝った試験を作るのにも限界がある。教員側の対処法としては、期末試験一発勝負ではなく頻繁に小テストするとか、ノートを提出させるとかくらいかな。逆にこういう科目だと、他人のノートを使おうが何しようが、勉強して授業内容を修得すればよいという考えもありうるが。まー、身に付かないわな、普通。

となると、私みたいな毎年喋ることは変わるし、試験問題はその時の気分で考えるから過去問が役立たない型の講義(やや誇張)の方が、こういうノートの有用度が高くなるのかも知れない。う~ん、ノートとれないような講義をするわけにも行かず、かといって必修でもない般教科目で頻繁な小テストとかやると、やる気無いヤツ大集合になりそうだし、それは勘弁だ。そもそも「出席は取らない。理論的には一回も出なくても、ちゃんと勉強してテストで合格点を取れば単位出します。」と宣言してるわけで、その理屈「だけ」から行けば対策すべき事では無いような気もするしなぁ。

ま、来年度に考えることにしよう(笑)

担当授業3コマのうち、2コマが終了。残りも試験を残すのみとなった。2月も忙しくなりそうなので、さっさと採点に取りかかる。1コマは受講者もレポート提出者も少ない不人気授業だったので、あっさり終了(これはこれで寂しいけど…)。

あとの2コマは受講者も多いうえ、〆切もけっこう厳しいので頑張らねば。論述試験は、出すときは簡単なんだけど、採点基準がぶれないように意識し続けなければ行けないので疲れます。

昨日がまなびの大、本日が粟生間谷大で試験。これにて以前気の非常勤は終了…………はしない。

両校合わせて約200人分の答案用紙が目の前にある。どちらも3問から2問を選んでの記述問題。気が遠くなるとともに、「後期は穴埋め4択式にしよう」と耳元で小人さんが甘い囁きを。

まなびの大学の初回に「ヴェトナムと聞いて思い浮かべるものは?」というアンケートをしたら、半数以上から「ベトナム戦争」あるいはそれに関連する事柄(ベトちゃん・ドクちゃんや枯葉剤)という答が返ってきた。

若い世代だと料理や雑貨やらアオザイやらがトップだろうと思っていたので、大変に意外だった。最近ドクちゃん(ちゃんづけすると年齢ではもはや無いのだが)が結婚して、ニュースで盛んに採り上げられたことが大きいのかも知れない。受講者の7割が4回生なので最初は違うと思っていたのだけど、ベトナム戦争そのものについては殆ど具体的イメージが無いようなので、高校までの教育や受験知識が残っていたようだ。意外と受験勉強って侮れないのかも知れない。

今日は粟生間谷大学での初日。昨年度の5限から4限に移してもらったら受講者数3倍!教室はギュウギュウで暑いくらいに。出席取らないので次回以降減るだろうが、最近の学生さんは真面目だから油断ならず。

昨年度まではスクリーンが黒板を殆ど覆う作りだったので、黒板とPC画像投影を両方使えなかったが、今年の教室には50インチの大型ディスプレイが装備され、両立が可能となった。これは私のような授業スタイルの人間には大変有難い。できれば教室変更無しでこのままいきたいところだ。

今年の学生さんはノリは割合いいんだけど、ちょいと騒がしい。上手くコントロールする必要がありそうだ。単にラリホーかけるだけじゃつまらないし、こっちも成長しないしね。

M大での初回授業。120人越えてる…。シラバスではベトナム語入門もやると書いたけど、この人数で語学やるのは無理。ベトナム語に触れる程度ですね。ま、受講者3人とかよりいいでしょう。私大どころか私立自体がはじめてだったので緊張したが、学生さんもかなり真面目で安心しました。帽子取れって言ったら素直に取るしね。それにしても私大って本当にキャンパスが綺麗ですね。ベトナム人の留学生も一人来ていたので、協力をお願いしたところ、快くOKしてくれた。ありがたい。

ただ、事務的にはちょっと重大な齟齬が…。これは次回ちゃんと説明する必要があるな。

たいした人数ではないが、公平を期すための採点基準の再確認とか、なんだかんだ言ってやっぱり手間がかかる。当たり前と言えば当たり前だが、やはり上回生の答案の方が出来がよい。

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