ある文系研究者の日常

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年度末にまとめて業績が出ました(年度末にはよくあることw)。

  • 「解説」ジョヴァンニ・フィリッポ・デ・マリニ(著)、新潟大学環東アジア研究センター(編)『《復刊》『トンキン王国の新奇な話』』、新潟:新潟大学人文社会・教育科学系附置環東アジア研究センター、pp.ⅰ-ⅶ、2014年2月。
  • 「ミエン集落磨崖碑と成立期のベトナム後期黎朝」『資料学研究』11、新潟:現代社会研究科プロジェクト「大域的文化システムの再構成に関する資料学的研究」、pp.1-14、2014年3月。
  • 「文理侯陳公補考」『東アジア ――歴史と文化』23、新潟:新潟大学東アジア学会、pp.29-49、2014年3月。
  • 「「華麗なる一族」のつくりかた ――近世ベトナムにおける族結合形成の一形態――」關尾史郎(編)『環東アジア地域の歴史と「情報」』知泉書館、pp.27-57、2014年3月。

機会があればご笑覧下さい。

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所属先のウェブサイトを作成しました。アドレスは以下になります。

新潟大学環東アジア研究センター http://www.gens.niigata-u.ac.jp/~ear/

久々の更新にもかかわらず、悲しいニュースです。

吉川利治先生(タイ史、大阪外国語大学名誉教授)が滞在先のアユタヤにて急逝されました。6日に現地で荼毘に付されるそうです。

関西例会では長年にわたってお世話になりました。以前お会いしたときもお元気そうだっただけに、いまはただ残念です。

掲題の国際会議に行ってきました。今回は日程がタイトで本屋巡りもあんまり出来ず、研究関連以外の友人と会うことも出来ませんでした。残念。とりあえず、報告が無難に終わったので、よしとしましょう。

大規模な会議でしたが、今回はロシア勢が目立った印象。最近、経済が怪しくなってきたようですが、それまでの貯金で来てるのでしょうか。外国人で一番多かったのは今回も日本。レジストレーションでもアメリカとならんで、ひとつのテーブルが日本人専用に割り当てられてました。

主に前近代史班と史料班を聞いてましたが、これはすごいというのは正直出会えなかった印象。ま、自分の報告もそうだけど。これまであまり盛んでなかった近世の報告や対外交流史が結構目立ったかな。逆にこれまでの王道である土地制度史や社会経済史は低調な印象。

あと、以前から言ってるとおり、若手ベトナム人院生のレベルは高いですね。原漢文引いて来るのはもちろん、実証性がウリの日本人の報告に対して提示された史料の解釈を巡って質問するとか。通訳の院生に至っては、専門用語ばっかりの報告で瞬時に英語-ベトナム語の同時通訳をこなし、報告者が漢文地名を中国語読みしたのを素早くベトナム漢字音で言い換えるとか、ちょっと常人の技ではありませんでした。

もっとも、個人的に一番のヒットは、さる台湾からの参加者(小ネタだけどわりとおもしろかった)の声と顔の作りが麒麟の川島そっくりだったこと。頭髪が薄くて眼鏡をかけていたので、ぱっと見は全然似ていないのだが、しゃべらせるとあのセクシーボイス全開なのだ(あとで名刺もらうと結構偉い人だったらしくてびっくり)。で、プロジェクターを操作したりパワポファイルを共用PCに入れるとかいろいろ手伝ってくれる院生は劇団ひとりに激似(こちらは髪型だけでなく、めがねまでそっくり)。二人がならんで質疑応答に対応してる場面とか、どこのお笑いライブでのコントやねん、という感じだった。もうずっと一人で肩を震わせてたよ。

北海道大学に避暑文献調査に行ってきました。一泊二日でしたが、イヤ、涼しいこと涼しいこと。京都とは雲泥の差です。やっぱり二泊三日にすればよかった…。

むこうではYさんとHさんにお世話になりました。どうもありがとうございました。調査の方も100点とは言いませんが、十分及第点の収穫でした。

問題は帰路で、まず新札幌駅で人身事故とかいうことで電車が大幅遅延。車内に1時間近く閉じこめられたあげく、結局、予約した便には乗れず、振替は関空便のみ(あとで気づいたけど、神戸便がいけるのなら、そっちにしておけばよかった)だが、これもまた機体整備の都合か何かで遅延。たいがい疲れ切ってたので、特急料金払ってはるかに乗ることにしたが、なんとこいつまで途中で何度もストップしたり徐行したり(理由は聞き損ねた)。京都駅から自宅へは終バスになってしまった。

がやっと修理から戻ってきたわけですが、Windows UpdateするとXPのSP3をインストせよとうるさい。どうもよく分からんのですが、やっぱり導入した方が良いのでしょうか?IE7は止めた方がいいという話は聞いたのですが。

研究会やら授業準備やらで夜中にくたくたになって帰ってきたら、玄関の前に蛍が一匹ふわふわと飛んでいた。

なんか癒された。

転居後2週間あまりで、やっとのこと漢文史料及び工具書をオフィスに移し終えた(当面西洋語史料は自宅に置くことにする)。本棚3本程度に収まりと、意外と少なかったなというのが正直なところ(実はちょっと凹んでいる)。書類棚も含めて4本頂いているので、あとは写真や図録類、事務書類などを移そうかと考えている。研究書は必要なものだけを必要な時に持っていくしかない。

自宅には最低でもあと2本ほどは本棚を買い足す必要があるが、引越と新居での生活用品購入のため貯金がピンチ。来月いっぱいくらいは段ボール箱と共存せざるを得ないようだ。畳表が姿を現したらカビが生えてたなんて事がないようにしないと…。

4000224840海域アジア史研究入門
桃木 至朗
岩波書店 2008-03

by G-Tools

やっと出ました、『海域アジア史研究入門』。私も編集委員の一人として関わらせて頂きました。つか、春休みはこれでつぶれた…。本を作るのって、ほんとうに大変ですね。岩波書店のサイトから、総説と榎本渉さんによる第1章の2/3ほどをpdfファイルで読むことができます。気に入ったらご購入ください。また、書店でお見かけした方は、手にとって裏表紙をご覧あれ。購入意欲が一気に高まるかもしれません(笑)。

海域アジア史研究会に参加した頃には、岩波みたいな所から入門書を出せるようになるとは、夢にも思っていませんでした。変われば変わるものだなどと感慨に浸っていたら、さっそく私の責任箇所に一カ所誤植を見つけてしまったorz。

ところで、岩本篤志先生より間接的言及の形ではあるが、本書に索引がないことについて触れられている。勝手にお答えすると、出版社での企画承認段階でだいたいのページ数(300頁だったかな)と価格が決まったのですが、各章のページ数と文献目録を概算するともう索引に割けるページ数が残っていなかったためです。執筆者も多様で類書もないので、文献目録がどのくらいになりそうなのか当初見当がつかなかったことも大きいです。入門書と言うことで価格が3000円を超えるとかなりきついため、ページ数を増やすこともできませんでした。索引はあった方が絶対良いですし、もし今後、改訂増補版を出すことができるならば索引を付けたいところです。もちろん、索引取りは私以外の誰かがやってくれるという前提で。

引越

新職場(任期制だけど)が決まって京都に移住しました。10年ぶりくらいの一人暮らしです。気楽でいいですね。この10年ほど片道2時間の通学・通勤だったのが徒歩10分になるわ、自炊生活になるわ、史学科系出身の歴史屋が一人もいないわで環境激変です。

今のところ、新居に送った段ボールを開封してオフィスに運ぶ日々。なんか運び屋になった気分です。どの史料・書籍を向こうに持っていくかでもけっこう悩むところです。英語必須の職場の筈なのですが、今のところ殆ど日本語生活です。ちょっと今後が怖い…。

ときに噂には聞いていたのですが、自動車の運転マナーのみならず、自転車も酷いですね。引っ越して2週間にもならないのに、夕方以降に無灯火で暴走する自転車に何度ひやりとさせられたことか。ホント下手すると命に関わると思うんだけど。

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